ペットからのSOS

あなたのペットがいつもと違うしぐさをしていませんか?

動物は体の不調を言葉にして訴えることができません。その代わりに、体中でSOSのメッセージを送っています。
飼い主は常日頃からペットの様子を観察し、そのSOSに気づいてあげることが大切です。
神経質になりすぎる必要はありませんが、うんちの状態や、食欲がどうかなど、ふだんの様子には気をつけ、主食をきっちりあたえるなど基本を大切にして、ペットとのよい関係を築きましょう。
以下に挙げるようなサインが見えたら、病気の可能性があります。すぐに医院に連れてきて下さい。

 

触られるのを嫌がる どこを触ると嫌がるのかチェックしましょう。見てもわからなければ、体内の異常も考えられます。
目ヤニ、涙が出る、目をこする 他にも、まぶたが腫れていないか、傷はないか、目が左右上下に動くかどうか確認しましょう。
うんち、おしっこがいつもと違う うんちはいつもと同じ状態ですか?<br />おしっこの色が濁っていたり、赤かったり、キラキラするものが混じっていたりしませんか?量にも注意して観察しましょう。
しきりに頭を振る、首を傾ける、耳の後ろを掻く 耳の中に異常があるのかもしれません。壁に耳をこすりつける行動も要注意。
鼻水が出る 人間の100万倍の嗅覚を持つといわれる犬の鼻は、大変複雑な構造をしています。鼻水、鼻血、荒い呼吸には要注意です。
地面におしりをこすりつける 肛門やその周囲に異常があると、地面におしりをこすりつけることがあります。
口が臭い においは体調の鏡。口臭以外にも、体全体のにおい、耳、指の間、おしりが臭いときは要注意です。パグやブルドッグなどはシワの間に注意して清潔に保つ必要があります。
水をよく飲む 水をたくさん飲むようになったら病気が考えられます。さまざまな原因が考えられますので、まずは診察を受けに来てください。
マウンティングする 息があらいときは、発情期の性衝動からおこなっていると考えられます。そうでないときに人間にマウンティングする場合は、自分のほうが偉いと勘違いしている可能性がありますので、きちんとしつけをする必要があります。
よろよろ歩く 散歩を嫌がるようになったり、階段を嫌がったりしませんか?散歩中の姿勢にも注意してみましょう。
同じところを舐め続ける 問題行動や謎の行動は、ストレスや心の病気がもとになることもあります。歳をとると動物にも認知障害が考えられます。
背中からフケが出る 季節の変化、環境の変化などのストレスによってもフケは出ますが、寄生虫の可能性もあります。その場合は人にもうつる可能性もありますので早急に治療する必要があります。
目ヤニが多い 目ヤニが多い、充血している、目の周りが腫れている、目をしょぼしょぼさせている、などの症状はありませんか?
おしっこがかなり臭い、おしっこが出ない おしっこの量や色はいつもと同じですか?おしっこをするポーズをしたままおしっこが出ないという状態でしたら、すぐに診察を受けてください。
水をよく飲む お水をたくさん飲むようになったら病気が考えられます。さまざまな原因が考えられますので、まずは診察を受けに来てください。
便秘している うんちはきちんと出ていますか?猫は自分で舐めて毛づくろいをしますが、飲み込んだ毛が原因で病気になることもあります。
太りすぎている 猫は普通、必要なカロリーしか採らないため肥満とは無関係です。しかしホルモンバランスが崩れると、肥満になってしまうことがあります。食事に注意しますが、無理なダイエットは危険ですので獣医師に相談し、計画的なダイエットを始めましょう。